2012年5月1日火曜日

docomo iphone 導入を諦める?

ドコモ社長、iPhone導入「現状だと厳しい」
まぁ、docomo としても Apple といろいろあったんだろうなぁ。

そりゃ、販売数の半分はiPhone にしろ!とか言われたら、docomoも
ウンとはいえないのも頷ける。
売っても儲けが出ないし。

iPhone は「毒」とまで言い切った au でさえ、iPhone 4S は販売に
踏み切ったが iPad には手を出さなかった。
やはり考えていたより猛毒だったのだろうか。

とかく過去の経緯から言っても、Apple は自社「のみ」の利益追求に
終始したビジネスモデルばかり採用したがる。
そのため、他社からみたらタッグを組みにくい相手なのだ。

もちろん、それだけだとただの駄目企業だが、その独創性とクオリティ
は他社を寄せ付けない何かがある。

ソフトバンクは上手くApple を利用したと言えよう。
しかし au は二匹目のドジョウを掴み損ねたようだ。
もちろん三匹目のドジョウなど、旨みも何もあったものではない。
docomo はある意味、現状の選択では無難な選択を選んだようだ。

まだスマホ市場は国内で3割未満と言われている。
去年は国内の利用者ではiPhoneがややAndroid勢を抑えていたが、
今年はじめには国内でもAndroid勢がiPhone以上の数になってきた。
(世界全体では去年でもAndroidの方が上)

これがAndroidとiPhone の数字が逆だとか、スマホの普及率が50%
を超えたとか言う話なら、docomo も慌てたかもしれない。

ソフトバンクの契約者数の純増が1位だとかいろいろ言われているが、
そんな事が数年続いている今でも au の契約者数を超えられない現状
なのだ。
王者 docomo としても、「まだ慌てる時間じゃない」と言ったところか。

もちろん、docomo版 iPhone がまだ完全に潰えたというわけではない
だろう。
Apple の譲歩(そんなものがあるかどうかは知らないが)を上手く引き
出せる土壌を生み出す事ができるか。docomo の今後の手腕に期待する。

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