今年のスマホ周りを振り返ってみると、1年前からすると想像できない1年だった。
まずは、やはりジョブズの死。
ジョブズは嫌いだが、そのスマホへの貢献度は誰が見ても随一。
Androidを捻りつぶしたいと思っていたというが、死人にくちなし。
後を継いだApple経営陣がどうAppleを導くのか、これからも目が離せない。
スマホの父と言っても過言ではないジョブズには、安らかに眠って頂きたい。
その次に 躍進するAndroidと堅調なiPhone。
2010年が凄い伸びだったAndroidだったが、さらに伸び率がアップして、ついにシェアの半数を獲るに至った。iPhoneは、市場全体が膨れ上がったため、数を伸ばしたが、シェアはやや横ばい。Windows Phone は予想通りというか、nokiaと心中状態一歩手前。
今年で2大勢力とその他の勢力の明暗が分かれた一年だった。
そして、泥沼な訴訟。
Apple VS Android陣営といった訴訟が数多く見られ、特にApple VS SamsungとApple VS HTC が目立った。Googleがモトローラを買収し、各Android陣営に援護に回ると、Appleは特許ゴロと組んでAndroidに対抗し始めた。
各裁判は、結果が出るまで非常に長い時間が掛かるので、すぐにどうこうなる訳ではないが、来年再来年にはこの流れがさらに激化していると思われる。
スマホ戦国時代的な流れだが、消費者に不利益になるような事だけは絶対避けて欲しいものである。
最後に、日本の携帯会社。
auがiPhoneの取り扱い開始、来年にはdocomoにも!?と言った流れ。
auのiPhoneの機能整備が済んでいないためか、売れ行きはイマイチの状態。
auはさらにAndroidの雄、Samsung の Galaxy シリーズも投入。
LTEで一歩リードしているdocomoが来年はLTE系スマホで市場をリードすると思われる。(iPhone 5 は LTE対応してもdocomoしか選択肢がほぼ無い状態)
また、各社ともスマホ普及による3G回線のリソース不足も問題が更に顕在化すると思われ、各社の対応が気になるところ。
ブログ主的に、Galaxy S2 に非常に満足している中、いろいろな最新機種が出てきたが、触手が延びないどころか興味すら持つ事がなかった。
唯一 Galaxy Nexus は気になったが、来年Q1にバージョンアップできるので、なんとか我慢できた。(Galaxy NexusがLTE対応していたら間違いなく買っていた)
Galaxy S2 は S1 以上に名機だと思うし、 まだまだ第一線級のスペックも持っている。(現にまだ売れ行き上位らしい)
国産のスマホもようやくまともなモノが出てきた感じがするので、来年か再来年にはそっちに乗り換えるのもアリかなと思う。
もちろん、会社、国籍にこだわりは無いので、一番気に入ったモノを買うだけだが。
それでは、皆さん良いお年を。
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