2011年9月1日木曜日

巷で話題になっている「カレログ」に思う事

なんか「カレログ」とかいう監視系アプリが話題になっていた。

人権軽視や法的配慮等の解釈は置いておいて、Androidアプリという観点から気になった点を書いてみる。



そもそも、AndroidのGPS機能は「意図的」にユーザが機能をオンにしない限り、アプリで利用できない。
もし、アプリを入れているユーザが「GPSはバッテリー喰うから普段はオフにしている」人だったら、どうなるのだろうか。

どうも当初の「カレログ」アプリは、こっそりとアプリを端末にインストールして使用する事も考えていた節があり、いろいろと疑問点というか無理があるように思える。
以下の理由で、こっそりと使用してもいつか感付かれて、人間関係に大きなヒビが入るんじゃないだろうか・・・と予想する。

常駐系で常に情報を送信するアプリである以上、「バッテリー消費増大」は免れないと思われる。まず「なんか最近俺のスマホ調子悪いな」と思う筈。

Android機はマルチタスクなのでタスク切り替えを使うと思うが、普段見た事のないアプリがいきなりタスク上に現れてくるのは「ウィルスでも入ったか?」と警戒される筈。

何より、GPS機能を使っているので普段から頻繁にステータスバーのGPSアイコンが点灯しているのは明らかにおかしいと思う筈。


まぁつらつらと聞きかじりの情報だけで書いてみたので、いろいろと勘違いがあるかも知れない。

ちなみにiPhoneで同じようなサービスがあるか分からないが、Androidアプリで先陣を切ったのは、モデル事業として初期コストがAndroid側の方が安くつくからだと思われる。
iPhone側だと常に30%の使用料を取られるため、うまく軌道に乗らない場合のリスクが増えてしまう。
Android側で一定の成功を収められたら、iPhoneの方にも移植されるだろう。

Androidで実験的なモデル事業→成功すればiPhoneにも移植。
いままではiPhoneでできた事がAndroidにも移植されたというケースが多かったが、これからはそういうケースが増えそうな予感。

以上、駄文失礼。

0 件のコメント:

コメントを投稿