2012年11月8日木曜日

タブレット戦国時代、2年後の勝者は誰か!?

国内でのタブレット市場で、Android が iOS の壁をついに突き破ったらしい。
http://www.asahi.com/business/update/1107/TKY201211070789.html



Android は、3.0系からタブレット向けにも力を入れてOSのデザインをしたので、それが漸く実を結んだと言う事だろう。
ただし、次の月は新iPad + mini 分の上乗せが来るので、3日天下になることがほぼ確実だと思われるが。

Android も11月現在、最新の4.2が出荷される。
4.1の時点でパーフェクトに近い完成度が、さらに強化されているとのこと。
Nexus 7 へのバージョンアップももうすぐらしいので、非常に楽しみだ。

Windows版 タブレット、Windows 8 製品がやってくる。
過去のWindows資源を引っさげて、おそらく低価格路線をターゲットにしていると思われる。
・・・とは言っても、Android/iOSよりは値が張るだろうが。

タブレット戦国時代の幕開けだ。

・iOS陣営
タブレットでは常に優位に戦っていた、第一位勢力。
iPod / iPhone の流れを汲んで、iPad では他勢力のなし得なかったタブレット市場の開拓に成功する。
その優位性と独自性を保ちながら、今まで有利に戦線を拡大していったが、今まで嫌っていた他勢力の7インチ方面にもちょっかいを出すなど、やや周囲の動きを牽制しつつある。
魔法のタネが尽きたのか、最近はサプライズ不足だがまだ先行した優位性を付加価値に変えて最高益を叩きだし続けている。
流石にもう潮時か。

・Android陣営
ゲリラ的な戦闘に長けた、第二位勢力。
3.0系でタブレットUIを築き、4.0系で洗練させた Android OS を低価格でばら撒き、各社がメイン武器として採用している。
特に 7インチタブレット分野での大きさ、重さ、機能、電池の持ちのバランスの良さを磨き上げ、Google 純正の Nexus 7 を 2万円を切る値段で世に出すなど、価格面での優位性を着々と築いている。
また、中華タブレットのゲリラ勢力も健在だ。
スマートフォンでの支配率を背景に、ジワジワとiOS陣営に迫る。

・Windows陣営
何度かタブレットには挑戦したが、市場に受け入れられなかった経緯を持つ、第三位勢力。
Windows をそのままタブレットにしただけではダメだと言う事で、Windows 8 をタブレット向けに作ってしまうというある意味サプライズを実行。
Windows7 + タブレットUI = Windows8 と言っていいが、地味にWindows7 よりも機能はアップしている。
それにOSの値段も今までと比べてかなり安く、他陣営に対抗するには十分だ。
背水の陣を築いたMicrosoftに勝利の女神は微笑むのか。


<未来妄想>
Windows RT 製品は尻すぼみ、Windows 8タブレット(5万〜)が主流になる。
iPad製品の解像度は割と自由になる。XGA の整数倍だけでなく、2.5倍やWide化も。
Androidは 4.2.Xで一旦落ち着く。 5系の普及はかなり後(2014年後半頃)になる。

0 件のコメント:

コメントを投稿