「Apple は 4/15 に Samsung を知的所有権侵害を理由に訴え」たらしい。
Apple の iPhone4 って、Samsung製のCPUを搭載しているし、ビジネス上持ちつ持たれつの関係だったんじゃなかったっけ?
と、思ってたら最近は違うみたいだ。
CPUは、現行 iPhone4 と違って、iPad2/iPhone5 は、台湾TSMC に生産を委託している。(ソース)
恐らくメモリも、Samsung製を避けるつもりかもしれない。
兎に角、今までは心臓部のCPUとメモリをSamsungに依存していた訳だが、コレを完全に切り捨てた。
そうしておき、時期iPhone5の発売までのiPhone4 の在庫分のパーツを確保しつつ、着々とSamsung を訴える算段を練っていたのだ。
Appleとしては、Samsung Galaxyシリーズの明らかな模倣(つーかパクリ)には、結構イライラが溜まっていたのだろう。
しかも、なまじコレが良い出来で、オマケに世界中で売れた。
よくある中華製iPhoneっぽいものとかは、出来がアレだし数売れないから無視できるが、明らかにGalaxyシリーズは、2010年のAndroid躍進に一役も二役もかっている。
しかし、Appleの気持ちは痛いほど分かるが、Appleの訴えどおりデザインやiPhoneっぽさを売りにしたから売れたのではない。
製品としての出来が良かったから売れた。それだけ。
ただ、韓国企業の悪い癖でついパクリをやっちゃった。
まだオリジナルデザインでは太刀打ちできないのかな。
(LG電子のスマートフォンのデザインとか見ると、目を覆いたくなる)
Samsung にはこれからは堂々と独自デザインで勝負してもらいたいし、Appleにはスマートフォンけん引役としてがんばってもらいたい。
Apple vs Nokia、Apple vs HTC、Apple vs Motorola、
そして Apple vs Samsung
(HTC,Motorola,Samsung は Android搭載スマートフォンの大手メーカー)
これら法廷で係争中の関係も、スマートフォン戦国時代の覇権争いだけに止まらず、より使いやすいスマートフォンへ進化する過程の通過儀礼であったと、言えるような結果を期待したい。
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