2011年2月27日日曜日

続: Galaxy S Android 2.2.1 アップデート(その4)

Galaxy S Android 2.2.1 でもプチフリ対策を行うが、以下の注意点を書いておく。
root化とOCLFでのプチフリ解消。



・z4rootは、2.2.1では使えない
→そのため、PCからUSB(adb/super one click)を経由してroot化を行う
→z4root のようなお手軽さはなくなり、ちょっと面倒になる

・3月以降、Galaxy S に Android 2.3のバージョンアップが開始される噂
→今回はプチフリ対策はせずに、次回バージョンアップを行ってからする事も選択肢としてはありかなと。

・本当にプチフリ対策は必要か?
→確かに恩恵は得られるが、失敗することもあり得る。最悪、起動しなくなり、泣く泣くdocomoショップへ・・・
→プチフリ対策が面倒であれば、そのまま使っても問題ないのではないか?

まず、z4root 1.3 が使えないのは痛い。
さすがにsamsungも2.2.1バージョンアップで穴を塞いできた。

残る手立ては、super one click という windows PCで動くソフトを使った root化しかない。(素人が手軽に行うには・・・と言うことだが)
もちろん、ブログ主も素人なので super one click を使うことにした。

・用意するもの
samsung Kies (USB ドライバーが必要なため)
Android SDK (adb という開発向けツールが必要なため)

各インストールは、他のHPを参照してもらい、ココでは詳しく書かない。
Androidでアプリ開発をしている人は、恐らく両方クリア済みな筈。
ブログ主も現在 アプリ開発勉強中 なので、上記はクリアしていた。

最後に、super one click
ブログ主は“ココ”から最新版(v1.7)をダウンロードした。
(真贋が気になる人は、xdaからダウンロードする事をお勧めする)

あとは、上記 super one click を起動するだけだが、Galaxy S 本体の事前準備として・・・
・USBデバッグモードにしておく
「設定→アプリケーション→開発→USBデバッグ」にチェックしておく。
・USBケーブルをつなぐ
USBデバッグモードの「虫マーク」が上部アイコンとして表示される。

super one click を立ち上げて、「root」ボタンを押す。
それだけで、自動的にGalaxy S にroot化とツールのインストールを行ってくれる。

ただ、ブログ主の環境では、なかなか成功せず、一時期諦めかけていた。
粘ってなんとか成功したので、その記録をココに書いてみる。

環境は、Windows 7 pro 64bit (spなし)。
何回か「root」ボタンを押しては「waiting for device...」のところで止まった。
その度にGalaxy S の設定をチェックしたり、USBを抜き差ししたり、Galaxy Sを再起動したり・・・と行ったが変化は起こらず。

基本に立ち返り、コマンドプロンプトを立ち上げて、「adb get-state」を打ってみて「unknown」と表示される。
つまり、Galaxy S が認識されていないのである。
(もちろん、USBケーブルでつないでいる状態のとき)

以下の事をやってみた
・Kies USB driver を再ダウンロード(Kies から行える)
・デバイスマネージャから Samsung USBdriver の削除
・そしてUSBを抜き差ししなおして、再インストール(自動)
・コマンドプロンプトから、「adb kill-server」「adb start-server」「adb usb」を打ち込む

確認で、コマンドプロンプトから「adb get-state」を打つと、「device」とだけ表示された。
この状態で良いのか?と思いつつ、おもむろに super one click を起動し「root」ボタンを押す。
ズラズラと早くて読めないスピードでログが流れ始める。(やっと、動いた・・・)
あとは、少し時間を待つと、super one click のログ表示に success と出るので、恐らく成功。
しかし、Galaxy S の画面はウンともスンとも言わない。
しばらく、Galaxy S をいろいろさわってたが分からないので、Galaxy S を再起動。

再起動後はroot化しているらしく、要rootなツールを立ち上げると、「root権限使うか?」と聞いてくるようになった。

仕上げの作業として、One Click Lag Fix。
古いバージョンをインストールしているままの人は、最新バージョンを Android Market からダウンロードしよう。
あとは、当ブログの“プチフリ対策のページ” 項目3番から を行えば、終了。

最新版の「Quadrant Standard」ベンチをダウンロードして、プチフリ対策前(左)とプチフリ対策後(右)を比べてみた。(両方とも2.2.1)




以前と数値が変わっているので、昔行ったときの数値と比較できないが、スコアが400ほどあがっていて、1.4,5倍近いスコアと言うことになる。


以上で 2.2.1アップデートと再プチフリ対策の記録を終わる。
z4rootが使用できないため、お手軽感が少しなくなりだれでも簡単にできる作業じゃなくなった。
何度も言うようで申し訳ないが、2.3へのアップデートも見据え、本当に必要と感じる人、失敗してもめげない人のみ行ったほうが良いと思った。

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